子育て

カフェ経営の目的・娘がついに小学生へ

久しぶりのブログ投稿。

昨年の6月にお店をオープンしてから早10か月!なんだかあっという間に過ぎちゃいました。

そして、この春ついに娘が小学校へ入学。

もともとお店を始めようと思ったきっかけで一番重要な部分。

子供が小学校から帰ってこれる環境で働きたい!という私の思い。いよいよその環境に突入です。

娘が小学生になる前にお店をする生活に慣れて、えいやっと小学校生活を迎えられるように準備してきたつもりだけど、

今まで手厚い保育園へ子供をおまかせして、ぬくぬくと甘えていた保護者の私なので、いざ、春を迎えると小学校1年生の壁に早くもぶち当たりそうな予感しかありません。

会社員だった頃に比べると格段に余裕もあるし、時間の融通も利く、子供の時間にも合わせられるので、それは本当にお店を始めてよかったと思ってます。

でも、低学年はまだまだ自分でできることが少なく、保護者の出番は比較的多い。

もちろん、働く母親はたくさんいるので、小学校にも働く母親のための「学童」や「トワイライトスクール」というものがあります。

低学年のうちはそちらを活用して今まで通り夕方まではトワイライトスクールで頑張ってもらっていますが、連日の初めて・緊張の日々とストレスから、毎日号泣する娘に、仕事を休んでついていてあげたいという思いと、それくらいで休むのはという気持ちがぶつかり合ってしまいます。

葛藤。

娘のためにと始めたカフェだけど、娘に我慢させてることになっている結果。

会社員だったら娘に我慢させるのはしょうがないことだと割り切れることも、中途半端に割り切れない自分。

今泣けてしまっている娘もきっとすぐに楽しく笑って学校に行くことでしょう。

それは分かっているものの、不安な今だけお店を休むとか、邪魔でも帰ってこさせるということができない自分がふがいなく、中途半端だなと落ち込んでしまいました。

色々な方に相談すると、

「母親の不安な気持ちが娘にも伝わって逆効果になっているから、今はどっしり構えて娘を抱っこしてあげて、自分も頑張ろう!」

ってことだそうです。あーなるほど。そうだそうだ!私が一番不安なのかもしれない。

ちゃんと行けるかな?友達出来るかな?楽しくいってくれるかな?

すごい親の押し付けですよね、子供は子供なりに新しい環境で一生懸命頑張っているのに、

「楽しい?」「友達できた?」って親に言われたらうざいですよね、まだ数日なのにわかるか!って感じですよね。

子供が不登校になってもどっしり構えていられるような母親になりたい。

そして、そういうお母さん。本当に素敵です。すごいとしか言えない。

育児って難しい、何が難しいか言葉には表せないけど。

子供の性格とか特性によって違うし、相性もあると思うけど。

そうして悩みながら子育てしてると自分の母親ってすごいなーと実感しますよね。

大人になって考えると、自分の育てられ方ってどうなの?と思った部分もあったけど。

自分が母親になって考えると、またその側面も違って見えてくる。

子供のために、考えてくれたことなんだなーと改めて感じることができます。

 

まだまだ始まったばかりの小学生生活。子供の成長とともに変わっていく生活。

不安なお母さんたくさんいるよね?

一緒にがんばっていけたらいいな、と思います。

子育て

「逃げ恥」から学ぶ働くということ

明けましておめでとうございます。

お正月なので実家でゆっくりしていると「逃げ恥」の再放送一挙放送があったので、だらだらと続けて見続けていた訳ですが改めて再放送を見てもこのドラマは本当に素晴らしい。現代社会の働き方をよく反映してくれていると思います。

見る人によって感じることは色々あるのだと思いますが、私がドキッとしたのは、

「産休に入る人がいるから、また人数が減るってね、本当に迷惑。そう思いませんか?」

のような意味合いのセリフ。

確かに、私も自分がその立場になるまでは、迷惑とまでは言わないまでも人が減って困るなという感覚だったし、どちらかというとマイナスのイメージがありました。産休に入る方って幸せそうで気楽なもんでいいな、って勝手に思ってました。きっと世間一般的な産休のイメージってそうなんだって思います。

でも、いざ自分がその立場になると、申し訳ない気持ちと、しんどくて早く離れたい気持ちと、いやな顔されて心苦しい気持ちと、出産の不安と楽しみと、いろんな気持ちがない交ぜになって全然思ってたのと違う。

子供が生まれてからは、自分のペースで生活することが全くできなくなります。

育児も家事も全部やらないといけないし、やりたくても仕事はできないし。どうして母親だけこんなに大変なんだ!!

いざ仕事復帰しても、時短勤務で仕事内容は制限されるし、やれ子供が熱だなんだで急に休んだりで、職場への罪悪感、子供への罪悪感で胸がいっぱい。家事も育児も朝から晩までやること尽くしで、自分の時間はほぼ皆無。

男性から見れば「時短で早く帰れて、子供と遊んでいて楽しそう」って思うんでしょうね。

確かに仕事上の責任の重さやしんどさは上なのかもしれないけど、家ではゆっくりするだけなんだから、絶対母親のほうが大変!って不公平感だけが積もってしまう。

「逃げ恥」では、まさにこんな感じの不満に対して、「”自分ばっかり”になるとダメになる」「相手への思いやりが大切」「努力して運命の人にする」など心に響く内容のことを登場人物達に教えられます。

自分が感じていたことは本当に自分勝手な不満で、少し見方を変えるともっと素敵な人生を送れるな、と反省させられました。

今まで散々私の方が大変だの何だの不満を巻き散らかしてきた私ですが、嫌な顔せずに私のやりたいことをさせてくれる旦那に改めて感謝したいと思います。

 

「逃げ恥」の中で他にも色々な社会問題を提起していますが、働く女性のリアルを描いている素晴らしい作品だと思います。こんなに共感できるドラマはそうそうないです。再放送でしたが、改めて「自分次第で考え方は変わる」ということを感じることができました。

ちょうど大きく働き方を変えるために仕事を辞めたばかりの私。

後悔や不安でモヤモヤしている気持ちがあったので、「逃げ恥」でとても勇気づけられました!