お店作り

名古屋市で食品衛生責任者の資格を取得しました

カフェ開業に必要な資格はそんなにありません。飲食店を始めるのに必要な資格の中で一番大切なのが「食品衛生責任者」の資格になります。

栄養師、調理師、製菓衛生師などを持っていればそれでいいのですが、そういう資格は何も持っていないという場合はこの資格が必要になります。

難しい試験などもなく、とーっても簡単に取得することができました。名古屋市のHPをチェックすると簡単な説明があります。

名古屋市:食品衛生責任者(暮らしの情報)

食品衛生責任者の資格の取得方法

①保健所で申し込みをする

保健所へ出向き、「食品衛生責任者の資格を取りたいのですが」と聞いてみるとおじさんがでてきて、往復ハガキのような申込用紙を出してくれました。必要事項を記載。店舗の住所や屋号も記載項目にありましたが、まだ決まってないので聞いてみると「未定でいいよ」とのこと。希望日を選んで記載してもらいます。直近だと空きがない場合もあるようです。

ハガキの半分がまた後日自宅に届くので、それを持って講習を受けに来てとのこと。

費用は4000円、これは講習当日に支払います。数日後にハガキが届きました。

 

②養成講習会を受ける

9:30~10:00が受付時間(遅刻は認められず)とのことで、遅れないように子供たちを早めに保育園へ送り会場へ。私が受講した際は上前津の獣医師会館が会場でした。

受付で4000円を支払い、テキストなどの教材をもらいます。受付順に番号を渡されるので、指定の席に座ります。早くいくと前の方に座らせられるので、ゆっくり行った方が後ろの席に座れます。3人掛けの狭い席にびっちり座って丸一日の講習を受けました。席を立つにも隣に声をかけないといけないほどです。この日の受講人数は50人以上も!これだけの方が飲食店を始めるのか(勤め先から取らされる方もいますが)と思うと、本当に飲食業界はすごいなと思います。

当日のカリキュラムはこんな感じです。最初に用紙に自分の名前や住所などを記載します。屋号の記載欄がありましたが、ここでも未定の場合は記載しなくてもいいとのこと。

1時間ごとに10分くらいの休憩をとってくれます。途中退席や、携帯での通話、もちろん寝ることも禁止されており、見回りの担当の方に厳しくチェックされています。チェックを受けると資格がもらえなくなるようです。

前の席で寝ていた男性の方は3回ほど注意されていましたが、最後の講習認定書をもらえていなかったようです。とーっても眠いですが、飲食店をやるという方にとっては大切な話をしてくれているので非常に参考になりました。

内容的には法律的な話、食中毒の話などです。営業許可証を取る際の保健所クリアのポイントなどの話もしてくれます。ストーリー形式のビデオでわかりやすく解説してくれる講義もありました。

最後までしっかり寝ることなく受講すると、特にテストなどもなく認定書を発行してもらえます。

プレートの方はお店の見える部分に掲示が必要になるので、自分の名前を記載して掲げるようにするそうです。

久々にこのような1日がかりの講習を受けました!結構楽しかったです。

これでカフェへの道が一歩進んだと思うと、ちょっと達成感。簡単に取得できて安心しました。